【おもしろ科学雑学】左右が存在しない世界があるらしい【ヘブバン関係なくない?】
ヘブバンわ♪
実はわたし、科学が大好きなんです♪
なのでもはやヘブバン関係ないやないかーい!!!
と言われそうですが、折角我らが31Cには稀代の魔術師がおります故、一緒に科学を学んでいこうと思った次第であります。
そもそも魔術師と科学者は対極にいる存在だぞ?
何故わしをたよるのだ?
ふっふっふっ。安心なさい天音、この天才科学者の私もいるわよ。
楽しそうだからついてきちゃいました♪
ないわー!!!
わしは早く帰って、研究の続きがしたい…。
まぁまぁ、科学と魔術の両視点から見る事が出来れば頼もしいですからね♪
それではさっそくいってみよー♪
(※依頼した31Cキャラのイラストが増えたので、ちょっと茶番がしたくなったんですごめんなさいごめんなさいごめんなさい)
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左右が無い世界ってどういう事?
わたし達は普段、物の位置を表す時や、場所を表す時には前後左右で表す事がほとんどかと思います。
しかし、この世界には様々な国や文化があり、前後左右という概念が無い言語を扱う民族が存在したのです。
その言語の名前は「グーグ・イミディル語」です♪
ほぅ…、初めて聞く言語じゃな。
グーグ・イミディル語は、オーストラリア諸語の一つで、クイーンズランド州北部、クックタウンの近くに暮らすグーグ・イミディル族の言語です。
なんと、グーグ・イミディル語には、前後左右という言葉が存在しなかったのです。
その為、方角やものの位置を表す時には、全て東西南北を使用して説明をします。
自分から見てすぐ「右」にあるものの位置も、自分が「北」を見ているのならば、「東」側にあると説明します。
もし自分が「南」を見ていたのならば、「西」側にあると説明します。
なんだかこんがらがっちゃいそうね。
常に方位を意識していないと、説明できなくなっちゃいますね♪
道を説明する時も、この先を「右」に曲がって、またすぐ次のつきあたりを「右」にとわたしたちが説明するものも、
全て東西南北の方角で表す事になります。
道が「東」に進んでいたのならば、「東」に進んで、「南」に曲がり、「西」に曲がると表現するわけです。
うーん…。ややこしいなぁ。
前後左右の代わりに、東西南北で表すのはなんとなくわかったわ。
写真の中の人がどちら側に立っているのか?
この場合の説明も大変です!
めぐみんのどちら側におタマさんがいるのか?
という言葉の回答に、わたし達ならば、写真の位置的には「右」で、めぐみんから見ると「右」にいるですよね?
この質問を「グーグ・イミディル語」を使う方々にすると、
写真の位位置的に説明してもらう場合は、この写真がどの方角を向いているかでおタマさんの位置が変わります。
めぐみんから見た場合の説明は、めぐみんがどちらの方角を向いているのか?でおタマさんの位置が変わります。
そして驚くべき事に、自分の過去の写真や、記憶を元に方向を説明してもらう場合、
それがかなり昔の物だとしても方角ごとにきっちりと記憶しているようです。
記憶力良すぎじゃない!?
過去の全てを記憶するなど、不可能にも感じるが、
我々とはもはや、感覚が違うのかもしれないな。
何を中心にして、方向を考えているのかがそもそも違いますね♪
わたし達の考える「前後左右」の考え方は、自分自身を中心とした時の考え方です。
自分の向きが変われば、前後左右のがどの方向を表しているのかも変化します。
グーグ・イミディル語の考え方である、「東西南北」は、自分がどこを向いていても物の位置は一切変化しません。
地理中心の考え方というわけです。
豊後は、山脇、山脇は豊後が中心で考えていそうだな
2人の世界♪
わたしの使い魔なんだから、当然でしょっ!!?
言語によって世界の見え方や表し方が変わります♪
これって、すごーく面白い事じゃないですか?
使う言語や、文化によって世界の表し方や見え方が変わるという事。
言語の数だけ世界は少しずつ違って観えるのかもしれません。
どうしてこの話をしたかと言うと、次に話したい事があります。
言語というのは、その文化に大きく影響をおよぼします。
言語(国)によって、色々な物の捉えかたが無限に違います変わります!
そのうちの一つに「色」の感じ方の違いもあります。
色を沢山使う機会の多い、わたし達の暮らす日本のような国では沢山の色に色名がありますよね?
沢山の色がある世界ですが、特に暮らしていく上で色の識別が細かくしなくてもよい国もあります。
色を日本のように細かくは分けず、大雑把に識別している国もあるそうです。
そして、色というのは、個人でも感じ方が違う事もあります。
31Dの石井色葉ちゃんは、色覚異常を持つキャラクターです。
ですが彼女はそれをマイナスに捉えてはおらず、
自分にしか観えない世界を表現しようとしておりますよね♪
そんな彼女がわたしは実は結構好きなんです。
国によって、個人によって色というのはどう見えているのか?
わたしなりに調べて、面白い題材だったので、是非ともみなさんにも次に紹介したいなと思ったのです♪
と言う事で次回は、
色覚異常の人が見えている世界(クオリア)
をご紹介しようと思います♪
今回はこの辺りで失礼します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ところでわし達がいた意味はあったのか?
さぁ…?
でも、楽しかったです♪
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